こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。
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太宰府天満宮の太鼓橋
太宰府天満宮 心字池の読み方
心字池は「しんじいけ」と読みます。
心字池の名前の由来は向かって左側の太宰府天満宮幼稚園側から見ると、池のほとりの曲線と中の島が草書の「心」の形になっていることからこの名前がついています。
この心字池を最初に造ったのは、延喜五年(905)道真公を祀った門弟の味酒安行です。
太宰府天満宮・太鼓橋のそもそもの設置理由
太鼓橋は中国庭園や日本の神社などにしか見られない独特の橋の形状です。
人の渡る面そのものが弧を描く実用性の低い太鼓橋がなぜ今も日本の神社に残っているのかというと、その「渡りにくい」ことに理由があると言われています。
神社における太鼓橋の多くは、参道から社殿へ向かって行く途中にあります。橋ということもあって、まずは神社の周りを取り囲むお堀であったり、点在する池を渡る形で設置されていますが、これは人間の世界から徐々に神の世界へと近づいていくことをあらわしているとされています。
つまり簡単には踏み込めない場所であり、そして水を渡ることでお清めも同時に行われ、俗界に住む人間が神様の居場所へ近づくことを許されていくということなのです。
太宰府天満宮の太鼓橋
太宰府天満宮の太鼓橋・最初の橋(過去の橋)
太鼓橋の最初の橋は過去を意味します。
太宰府天満宮の太鼓橋・二番目の直橋( 現在の橋)
太鼓橋二番目の橋は現在を表しています。
太宰府天満宮の太鼓橋・三番目の橋(未来の橋)
太鼓橋三番目の橋は未来を表しています。
太宰府天満宮の太鼓橋を渡る時の注意点!
太鼓橋を渡る時の注意点があります。
①「過去」の橋を渡る時は 後ろを振り返らない。
②「現在」の橋を渡る時は 立ち止まらない。
③「未来」の橋を渡る時は つまずかない。
太宰府天満宮本殿からの帰りは「過去に遡る」ということになるので、橋を渡らず脇道から帰るのが良いと言われています。
なおこの太鼓橋は黒田長政の寄進といわれています。
太宰府天満宮の太鼓橋以外の日本の太鼓橋
日本の神社にある太鼓橋は関東では鶴岡八幡宮、亀戸天神。
大阪の住吉大社、広島の宮島、九州では大宰府天満宮だけではないかと思われます。
神社以外の橋では岩国の錦帯橋、山梨の大月の猿橋。
太鼓橋はほとんど一つの橋ですけど、三つあるのは岩国の錦帯橋と太宰府天満宮くらいのようです。
太宰府天満宮の太鼓橋はここに希少価値があり当ブログ太宰府魅力発見塾の「太宰府天満宮の太鼓橋」がアクセスが3年連続No1を続けている理由がありそうです。
太宰府天満宮・太鼓橋から見た「古都の光」
千灯明に灯された太鼓橋
心字池に設置された舞台
▶fukuda0917@yahoo.ne.jp
塾長より
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太鼓橋渡ることにより邪念を払い
身を清めてた訳ですね。
これから心して渡り、帰りは別の道を帰ります。
三世子さんコメントありがとうございます。
一つひとつに教えがあることがわかっていくのも楽しみです。
太鼓橋、心字池のいわれや作法参考になりました。ありがとうございます。別れのパワースポットや三大怨霊、道真公・将門・崇徳院は知っていましたが大宰府天満宮は学問の神さまくらいしか知りませんでした。香川県に住んでいますが崇徳院や金比羅さんは大宰府ともとても讃岐の菅公様としても縁深いものを感じます。ありがとうございます。
白井信幸さん四国からのコメントありがとうございます。
讃岐と縁があるんですね。
菅公が亡くなった後菅公の娘さん紅姫は兄が流されたという四国を訪ねたといわれています。
太宰府の近くの篠栗四国八十八か所巡りを来週から始める予定です。
紅姫のブログご覧ください。https://dazaifumiryoku.com/private/231/
お早うございます。どの写真も甲乙つげがたい優雅で神秘的な素晴らしいですね。高価なカメラで撮られたんでしょうね。ありがとうございました。
マンデーかやさんコメントありがとうございます。
写真に赤が入るとキレイに上手に見えるからかもしれませんね。お誉めに預かりありがとうございます。
過去の橋ではJOJO4部の振り返ってはいけない小道を思い出してしまう…(照)
匿名さんコメントありがとうございます。jojo4部の「振り向いて見る」と無数の手によりあの世へひっぱり込まれるとネットに書いてありました。
菅原道真様の怨念は、鎮まっておられますか。
たこさんコメントありがとうございます。
天満大自在天神の称号を与えられた以降は怨念による災害、天変地異などはおさまっているようですね。
さだまさしさんの「飛梅」という曲を思い出しますね
サ−ジャリムさんコメントありがとうございます。さだまさしの飛梅哀愁を帯びた初恋の詩でしょうか。好きな歌です。
太宰府天満宮と亀戸天神社は何か繋がりがあるのですか?
同じように過去、現在、未来と清める橋があり、菅原道真と関係があります。
もるたさん東京からのコメントでしょうか。ありがとうございます。もるたさんはペンネームでしょうか。
太宰府天満宮は天神さま(菅原道真公)をお祀りする神社の総本宮ですので亀戸天神も天神さまをお祀りしてしているから繋がりはありますね。
また本文にも書いているように太鼓橋と直橋の三つの橋は仏教思想にいう「過去」「現在」「未来」の三世一念の相を現わし、この橋を渡ることによって三世の邪念を払うともいわれ参拝者の身を清める橋でもあります。
神仏混交時代に造られているので神社に仏教思想を取り入れています。
つい最近から拝見させて頂いています。
沖縄在住で、福岡に行くことがあれば、必ず太宰府天満宮へ参拝に行っています。神社の敷地に入ると空気が変わって、身を清められる思いになります。心字池最初の橋の右側にある大きな楠(でしょうか)に触れて、いつも元気を貰っています。心字池の橋の由来(過去・現在・未来)は知っていましたが、やってはいけないことは初めて知りました。次行くときは気を付けて渡りたいです。ありがとうございます。
れんたろうさん沖縄からのコメントありがとうございます。来福の時には必ず太宰府天満宮を訪れるとのことありがとうございます。天満宮境内にはまだまだたくさんの興味ある天然記念物の「大樟」や寄進物の「麒麟像」などありますので以下のブログを参考に次回のお楽しみしてください。https://dazaifumiryoku.com/private/3549/