こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

先日私たちの山の会2回目の登山で福岡県篠栗町の霊峰「若杉山」に登りました。

若杉山

若杉山は神霊が存す山で千古の老杉と共に「霊峰若杉」といわれてきた山です。

奥之院は弘法大師ご修法の地で、神前に供える清浄な水を取るために独鈷(どっこ、仏具の一種)で掘った独鈷水があり、ご霊水として喜ばれています。(パンフレット)

コース

福岡県須恵町方面から登りました。

歴史民俗資料館→50分→岳城展望台→5分→岳城山(高鳥居城跡)→85分→太祖神社→若杉山→奥の院→はさみ岩→30分→佐谷→30分→歴史民俗資料館(計200分=3時間20分)

単純計算では200分=3時間20分+昼食30分=3時間50分 約4時間の予定です。

福岡県須恵町 歴史民俗資料館前

いざ出発!

 

 

足取り軽やか!

 

 

薬師堂

 

高鳥居城武士之菩提所

薬師堂の石碑の裏側

 

 

 

 

岳城展望台

可也山、背振山、九千部山、基山、天拝山、未納連山などが見え眺望抜群!

 

 

みなさん笑顔がはじけてます!

 

岳城山(高鳥居城址)

381m

 

高鳥居城跡(同じ場所)

 

1586年九州統一を目指し北上する島津軍は、立花宗茂が籠もる立花山城を攻略するため、筑後の星野吉実と星野吉兼兄弟を高鳥居城に入れて守らせました。島津軍は立花山城を攻め落とせず豊臣秀吉の九州征伐の大軍が九州へ上陸してくると、島津軍は肥後へ退きました。退く島津軍を追って出た立花宗茂は高鳥居城を攻め落とし、しんがりを務めた星野兄弟は揃って討死しました。

 

福岡市博多区「吉塚」の地名の由来

立花宗茂は星野吉実を弔い現在の県庁近くに塚を築きました。その塚は『吉実塚』と呼ばれ、それが後に吉塚の語源となったと言われています。

 

 

 

サラシナショウマ

 

 

岳城山~太祖宮までは急な登りと下りがしばらく続きみなさんヘロヘロ!

 

13:00近くになり全員疲れてしまったので頂上を前にして昼食。

みんなで持ち寄って食べた食事はおいしかった!

 

登ったコースでは一番大きな杉

 

太祖宮

 

御祭神

・案内板には

イザナギの尊、神功皇后、八幡大神玉依姫、天照皇大神、志賀大神、住吉大神の7人の神さまを祀っています。数えてみると6人のようです。

・パンフレットには

イザナギ諸尊、八幡、聖母、宝満三神、天照大神、志賀、住吉の三神の7神を祀っています。

拝殿

 

本殿

 

神功皇后

 

夫婦杉を背にして

若杉山

681m。九電変電所横にやっと見つけた頂上。

以前は今太祖宮が建っているところが頂上だったそうで(当時は678m)太祖宮を建てる時の土をここに運んで積み上げて高くなったのでここを頂上にしたそうです。だから以前より3m高くなっています。

 

2022.5.8に登った時には標識が建て替わっていました。

 

山頂から300m下ったところの「若杉の鼻」

頂上からは眺めが見られずここからの眺望はおススメ!

 

 

奥の院へ

 

 

篠栗四国八十八ケ所霊場

1835年福岡早良郡の尼僧慈忍は弘法大師が造ったとされる四国八十八ケ所を巡拝した帰路に篠栗村に差し掛かかりました。そこで疫病と飢餓に苦しんでいる人々を目の当たりにして弘法大師も訪れたとされるこの村に四国の八十八ケ所を模した八十八ケ所霊場の建立を提起したのが起源のようです。

次の奥の院は篠栗四国八十八ケ所霊場の参拝順路になっていて別格の札所になっています。

奥の院

 

 

 

 

御本尊弘法大師像

篠栗は、今から1200年前に弘法大師空海が密教を学び唐から帰国した際に、若杉山(奥の院)を訪れ加持祈祷によって人々を救済した地であります。

 

 

独鈷水(どっこすい)

弘法大師が独鈷(仏具の一種)で岩を掘ったら水が沸いてきたという独鈷水。

                     独鈷とは三鈷杵 普及品

 

 

袖すり岩(はさみ岩)

足一本がやっと通れるくらいの隙間しかありません。

善無畏三蔵が多くの参拝者のために念力で開いたと伝えられ、罪深い人は通れないと言われています。

 

 

 

 

 

みなさん通れたので罪深くはなさそうですね。

 

深まり行く秋に思いを馳せて

 

下りは下までずーっと急な坂で全員膝を痛めてしまいました。

 

今日は10:00スタートで14:30ころの下山予定でしたけど18:00になってしまいました。

計画より大幅に遅れてしまいみなさんにご迷惑をお掛けし大変申し訳なく思っています。

 

薄暗くなってくると初めての山は道がわからなくなってくるとこれ位の山でも一夜を明かさなければならなくなったり崖や道を踏み外したりして遭難の可能性もありはしないかと山を侮ってはいけないとつくずく思いました。

そのための衣類や食料の持参の必要性も感じ反省の多い山登りでした。

 

みなさんと楽しく登りまたお昼は分け合って食べた食事はおいしさもひとしおでした!

みなさんお疲れさまでした!

次回がまた楽しみです。

PS 登る前は気づきませんでしたけど若杉山は篠栗四国八十八ケ所霊場」の参拝順路になっていて奥の院は別格の札所になっていました。

あの辛かった登り下りは修行っだったわけで今から思えばありがたいことでした!

 

PS 一緒に登ったふったろーさんが出演しました。

第42回太宰府市民文化祭

日程:11/3~4

会場:太宰府市中央公民館

種目:バンド演奏

グループ名:50’s

演目

①ろくでなし

②この世のはてまで

ベース演奏は写真左のふったろーさんです。

 

右端

 

 

カッコいいですね!

演奏はとてもうまくピアノの女性の歌声もすばらしくとてもいい演奏会でした。

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塾長より

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