こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。
先日福岡県嘉穂郡桂川にある特別史跡(国宝級)王塚古墳に行ってきました。
王塚古墳特別公開
王塚古墳は、壁画保存のため春(4月)と秋(10月)の年に2回のみ公開。
令和元年度秋の公開日は、10月19日(土)・20日(日)。(見学無料)
受付時間は、9:30~16:00
王塚装飾古墳館
〒820-0603
福岡県嘉穂郡桂川町寿命376番地
TEL:0948-65-2900
王塚古墳
王塚古墳は日本を代表する超一級の装飾古墳です。
その最大の特徴は、石室の壁面全体に色彩豊かな文様が描かれていることと、石室内部に石屋形や灯明台・石枕などが造られていることです。
このように豪華絢爛な装飾壁画と精巧な内部施設を有することから1952年(昭和27年)に国の第1号の特別史跡(国宝級)に指定されました。
日本で確認されている装飾古墳の壁画で使われている色は6色(赤・黄・緑・青・黒・白)ですが、そのうち青を除く5色が使われており国内最多です。
第2号 1973年(昭和48年)高松塚古墳 奈良県高市郡明日香村
第3号 2000年(平成12年)キトラ古墳 奈良県高市郡明日香村
国の第1号の特別史跡に指定された当時はまだ装飾古墳に対する認識があまりなかったので大騒ぎされることはありませんでしたけど、高松塚古墳やキトラ古墳に匹敵するほどの古墳といえばその価値がわかろうというものです。
見学前にレプリカを使っての説明
実物は撮影禁止ですので写真はありませんでした。
王塚装飾古墳館
王塚古墳が造られたのは6世紀
誰の墓かは不明だそうです。
筑紫君磐井ではないかともいわれています。
石室(レプリカ)
原寸大の石室に発見当時の鮮やかな壁画を再現。
赤馬、黒馬
後室(玄室)奥壁と石屋形
壁面の星
天井の星
壁面の星
実物は経年劣化して不鮮明でしたけどレプリカで再現されているのでよく理解できました。
高松塚古墳やキトラ古墳は全国的にもあまりにも有名ですけどこの王塚古墳を知っている人は地元でも少ないように思います。
前述のように国の第1号の特別史跡に指定され、第2号指定の高松塚古墳や第3号指定のキトラ古墳に匹敵するほどの古墳ですので全国に積極的に情報発信して知ってもらい地元経済発展にも一役関わらせるようにして欲しいと強く思いました。
塾長より
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塾長こんばんわ。
王塚古墳それなりに有名ですよ、たぶん。
だって、わたしもだいぶ前に王塚古墳の壁画見に行ったことがありますもん。
でも暗くて見えづらくて、価値が伝わりづらかったです。
そういえば、体を張って古墳を守ったおじいさんがいたと昔テレビでやっていました。いま見られるだけでもありがたいことです。
へ~、古墳と経済発展ですかあ。
私自身、古墳は見に行きましたが、あのあたりで買ったり食べたりしなかったですね。払ったのは電車賃だけ(苦笑)。まったく地域に貢献できず・・・あらら。
いまやどさんコメントありがとうございます。
大宰府も今は天満宮だけに観光客が集中し交通渋滞と参道だけが潤って他波及してないのが課題で、誘客に空港間のモノレール構想、市内の回遊性を検討してます。課題は同じですね。
福田塾長さん
当日は、ご一緒できて楽しく見学できました。ありがとうございました。
九州は装飾古墳のメッカ。熊本にも多くの有名な壁画があり、
古代人の美術感覚の素晴らしさに感心させられます。
「いまやどさん」のコメントにもありますが、発見や保存には
多くの人のご苦労があったことを忘れてはいけないことを
感じますね。
Storchさんその節はありがとうございました。
歴史を守るにはたくさんの人の努力が必要なのですね。感謝して忘れてはなりませんね。
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