こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

本福寺は663年の白村江の戦いで唐・新羅連合軍に大敗した後、大和朝廷が倭(日本)の防衛のために築いた日本最古の朝鮮式山城「基肄城」(きいじょう)のある基山(きざん)の南麓に位置しています。

基山は昔から仏法興隆の場として、真言密教、天台密教の修験道の山伏たちの修行の場、禊の場として栄えていました。

基山の読み方:地名は「きやま」、山名は「きざん」と読みます。

【総本山 本福寺】筑後平野の絶景が見られる

宗派:光明念仏心語聖宗(真言系仏教宗派のひとつ)

(こうみょうねんぶつしんごしょうしゅう)

本尊:不動明王(中山一之瀧大日大聖不動明王)

 佐賀県三養基郡基山町大字宮浦2120

TEL:0942-92-2451

 

総本山 本福寺本堂

 

弘法大師空海とは

774年~ 835年、平安時代初期の僧。真言宗の開祖

世界遺産高野山を開いた人物

お大師様の足跡を巡る四国八十八ヶ所霊場お遍路のルーツ

書に優れ嵯峨天皇、橘逸勢とともに「日本の三筆」と言われる

「カタカナ」文字を発明した人物

 

総本山 本福寺本堂内

 

本尊:中山一之瀧大日大聖不動明王

 

釈迦如来ご誕生

 

総本山 本福寺本堂

 

観音堂

清水寺の舞台のような舞台造りで舞台から境内が一望でき、町を見下ろす景色は圧巻です。

夜は五重塔とともにライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出します。

観音堂の高さは本福寺に問い合わせたら「10m弱ではなかろうか」とのことでした。

舞台造りとは、崖などの高低差が大きい土地に、長い柱や貫で床下を固定してその上に建物を建てる建築様式。主に寺社建築に用いられます。懸造り(かけづくり)、崖造りとも呼ばれます。

 

舞台から見下ろす筑後平野

 

聖観世音菩薩

 

 

不動明王

 

西日本最大級五重塔

高さ33.6 m

平成6年(1994)に建立された五重塔で、東京浅草の浅草寺五重塔を模して設計されました。

 

回向柱(えこうちゅう)

回向柱からの五色の糸は堂内の弘法大師像の右手の五独鈷と結ばれています。

この回向柱に触れると弘法大師に触れるのと同じことで、ここにありがたいご縁が生まれ、その功徳ははかりしれないということです。

 

善法堂

 

木造では日本最大級の不動明王

善法堂にあるこの坐像は高さ6mもあり、その大きさは見る人を圧倒します。
木像で着色してあり、全国的にも非常に珍しいといわれています。

 

善法堂の中の右手に寺カフェ、左手におみくじやお守り、お札などが販売されているお店。

 

寺カフェ

 

抹茶セット1000円

 

ぜんざいセット1200円

境内を一回りして食べたぜんざいセットは甘くてとても美味しかった!

 

基肄城はこちら

 

わが家からクルマで25分ほどの近くにあるのに聞くのも行くのも初めてのことでした。まず驚いたのはお寺なのに天満宮と同じような朱塗りの建物、清水寺を彷彿させる舞台造りと眼下に見下ろす筑後平野の絶景。

それと基山(きざん)は基肄城を訪ねて登ったことがあり、なかなか急な山だなあと思っていたら案の定、修験道の山伏たちの修行の山だったんですね。

近くにまだまだ知らない名所旧跡がたくさんあるようですのでこれから訪ねて情報発信していこうと思っています。

お問い合わせ・ガイドの依頼はコチラから
fukuda0917@yahoo.ne.jp

塾長より

いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
もしよろしければ記事の一番下にある「コメントを残す」より
コメントを書いていただけますと、記事を書く励みになります。

これからも太宰府の魅力をお伝えしていきますので
応援よろしくお願いします。