こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。
【安国寺】福岡市天神にある巨大な山門
住所:福岡市中央区天神3-14-4
右は巨大な山門、左は本堂
説明板
「慶長5年1600年、豊前から筑前の国主となった黒田長政が、 天翁全補禅師(てんおうぜんぼぜんし)のために、 豊前の安国寺を移したものである。寛永12年1635年火災で消失したが、 2代藩主忠之の援助で再興された。 境内には、筑前の刀工信国一家、伝説『飴買い幽霊』の墓がある」
宗派:曹洞宗
本尊:釈迦如来
石碑安国禅寺
巨大な山門
正面からはカメラに入りきれない程の巨大な山門
仁王像
仁王像の阿形像は怒りの表情を顕わにし、吽形像は怒りを内に秘めた表情に表します。こうした造形は、寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ守護神としての性格を表しています。
山門の仁王像は西日本屈指の大きさで高さ4.2m。
阿形像
吽形像
境内から眺めた山門
本堂と変わらないほどの大きさで存在感に圧倒されます。
高さ18.5m
安国寺本殿
キレイに清掃された境内
本堂の扁額
萬徳殿と山号の大湖山
天翁全補禅師
大梵鐘楼堂
平成19年6月建立。
大梵鐘楼堂には八体の獅子と欄間には四神を配置しています。
大梵鐘楼堂の天井には「双龍」を描いた天井画があります。
大棟鬼瓦は大梵鐘楼堂を守る意味を持ち、魔を威圧して退ける表情を表現しています。
大梵鐘楼堂では毎日午前11時から九回の鐘を鳴らしています。
大梵鐘の大きさは九州最大といわれています。
八体の獅子
四神
大梵鐘楼堂天井の双龍の絵
天満宮(右)と地蔵堂(左)
ご神牛
日本ならではの神仏混交時代の流れですね。
お寺の境内に天満宮があります。
岩松院殿禅室妙悦
「飴買い幽霊」の伝説があります。
飴買い幽霊
「毎晩、丑三つ時(午前2時ごろ)になると飴屋の表戸をトントンとたたいて、 若い女が飴を買いに来ます。不審に思った飴屋がある日、女の後をつけていくと、安国寺の中に消えていきました。
境内には新しい卒塔婆が立っていて、地中から赤ん坊の泣き声がします。寺の住職と墓を掘ってみると、亡くなった母親から生まれた赤ん坊がいました。 乳も出ず、死ぬに死にきれぬ母親が幽霊となり、飴で我が子を育てようとしたのでしょうか。墓から取り出された赤ん坊も、日を経ずして亡くなりました。
寺の記録によると延宝7年1697年のことです。今も安国寺の境内には「岩松院殿禅室妙悦」と彫られた女の墓が建っています。 その横に寄り添って、赤ん坊のものらしい小さな墓に童女と彫ってあります。 –福岡市のホームページより–
曹洞宗 福岡県宗務所
曹洞宗の福岡県の中心的お寺のようです。
福岡天神のど真ん中にある安国寺、境内に一歩足を踏み入れると街の賑わいとは一転静かな雰囲気に包まれています。
何人かの人たちが日陰でお昼を摂ったり一休みしています。
▶fukuda0917@yahoo.ne.jp
塾長より
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安国寺の紹介、ありがとうございます。
外国人を案内したら感動することでしょう。
以前、お寺と神社はどう違うのかと質問を受けました。
今度は、山門と楼門はどう違うのかと質問されそうです。
やまねこさんコメントありがとうございます。外国人を案内しているといろんな質問が飛び出してくるから答えに苦労されるしそれがまた勉強になるかもしれませんね。