こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。
私の菩提寺太宰府の西正寺で「御笠組巡番報恩講(大法要)」のお勤めがありました。
御笠組巡番報恩講(大法要)
2022年10月22日(土)~23日(日)
報恩講とは
浄土真宗の宗祖とされる親鸞 の祥月命日に、阿弥陀如来並びに親鸞に対する報恩謝徳のために営まれる法要。
巡番報恩講とは
各寺院の報恩講とは別に、 組(そ) や数か寺ずつが1つのグループとなり、順番に寺院で法要を3日間か7日間に亘って勤めます。 グループの寺院数によって違いはありますが、6年半から10年に1度まわってくる大法要。 法要にはグループ内外の僧侶や門信徒も一堂に集まり盛大に勤められます。
今回は太宰府の西正寺が18年に1度の当番で御笠組(太宰府市、大野城市、筑紫野市)の浄土真宗18か寺の僧侶や門信徒が一堂に集まり、2日間に亘り盛大に勤められました。
太宰府の西正寺
本堂
証信念仏偈(しょうしんねんぶつげ 奉讃大子作法)
お経の一種
講師:大阪西光寺住職 天岸浄圓
・親鸞聖人について
・阿弥陀如来について
・人として生きていくうえで一番大切なことなどについての講話をいただきました。
一番大切なことは慈悲。慈とは人を幸せにすること。悲とは人の苦を取り除くこと。
稚児行列
恩徳讃(仏教賛歌)
コーラス部による恩徳讃
閉会式でのご住職の挨拶
ご家族と一緒に
みなさん心満たされ帰路につきました。
順番報恩講は当初は2019年に行われる予定でしたけどコロナの関係で3年延期になり今年2022年10月22日、23日の2日間に亘り御笠組の浄土真宗18か寺の僧侶や門信徒の方々約600人の参詣のもと盛大に行われました。講師は大阪の西光寺住職 に大変有意義な講話を聴かせていただきました。
準備は西正寺の門徒40数名で10数回の打ち合わせをしましたけど、企画一切を取り仕切られたご住職、坊守さんご家族の方々はさぞかしの御苦労だったことと思っています。
帰りに各寺の門徒さんから「大変すばらしく心のこもった順番報恩講でした」とのねぎらいの言葉をかけていただきました。
みなさんお疲れさまでした。
▶fukuda0917@yahoo.ne.jp
塾長より
いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
もしよろしければ記事の一番下にある「コメントを残す」より
コメントを書いていただけますと、記事を書く励みになります。
これからも太宰府の魅力をお伝えしていきますので
応援よろしくお願いします。
無事に終わりました
小谷典子さんコメントありがとうございます。一言に充実感がうかがえます。お疲れ様でした。
お疲れさまでした。
いつも写真ありがとうございます。
いい思い出に成ります。
受付の仕事も楽しかったです😁
匿名さんコメントありがとうございます。西正寺での順番報恩講は18年に一度のことですから大切な記念になりますね。お疲れさまでした。
恩徳讃を歌っている時のね🤭
追加して頂きありがとうございます😉
小谷さんが歌っておられるときの写真でしたので追加でアップしました。動画で恩徳讃の歌声改めて聞くと心に響きますね。
福田塾長さん
ふだん先祖供養なども無沙汰している小生としては、
塾長さんの菩提寺様への実に真摯なご奉公の活動に
認識を新たにすると共に全く敬意を表します。ホント!!
「御笠祖巡番報恩講(大法要)」の模様を動画も含めて、
詳細に紹介して頂き、法話・コーラス・稚児行列等々
たいへん参考になりました。皆さんが、”心満たされて”の言葉が
まさにぴったりな表現だと感じ入りました。ありがとうございました。
Storchさんコメントありがとうございます。
今回順番報恩講をアップしたのは、ほとんどの方は葬儀はお寺というイメージが強いと思っているからです。
結婚式、初産式、初参り、成人、還暦、古希、〇〇寿、落成式などの祝い事はお宮でと思っているでしょうけど、お寺でもたくさんの方々が利用しているのをみなさんにも知ってもらおうと思い、明るい雰囲気の報恩講をアップしました。また私自身の葬儀は斎場ではなくお寺で商業ベースに左右されないしめやかな式にするように子供たちに伝えています。
こういう機会にはみなさんもご自分のお寺でお祝いをされることもご検討ください。
浄土真宗ですが、この様な大法要とかの行事はじめて
知りました。お坊さんのお話しを聞くのは好きですが
法事の時位でなかなか、聞く機会がありません。
慈悲の意味を理解しました。いい言葉ですね。
この様な気持を持って生きていけたらいいですね。
インスタ映えさんコメントありがとうございます。
法話は法要の時に聞きますけどお寺ではたくさんの行事が計画されています。例えば修正会、永代経法要、盂蘭盆会などまたまだたくさんあります。そういうものに参加され仏教の教えに触れられるのもいい機会になるかもしれません。
18年に一度 めぐってくる大きな行事なのですね 参加された皆様が 心満たされて帰路に着かれたのですね 慈悲の深い意味を教えて頂き 私も胸に刻みます
時代の流れのなか お寺様には 存在しにくい風評もありますが 人の心に浸透し、真実救いの手をのばして下さる 力を、役目をお持ちなんだろうと 思うことでした 有り難うございました
Mikikoさんコメントありがとうございます。生きていくうえで一番大切なことは慈悲で、慈とは人を幸せにすること。悲とは人を悲しませないこと。とても勉強になりました。
18年に1度の盛大な法要なんですね。お寺での結婚式に参加したことはありますが、他にもいろいろなお祝いごとも行われていること、初めて知りました。
心あたたまる法要を通して、参加された方達か心が満たされる。
そのことが、これからも生きていく源になりますね。
悲しい事件が、毎日起きるような世の中、素晴らしい法要が行われ、生きていくこと意味を考えさせられました。
れい子さんコメントありがとうございます。阿弥陀如来は人は亡くなったら必ず仏にするからなにも心配いらない、お任せしなさいというのが浄土真宗の教えです。
機会があり、お寺さんで、法要に参加させて頂く事が多かったので、お寺さんの行事も分かります。素晴らしい機会が持てて良かったですね🤗誰でも経験出来る事では、無いですもんね❗徳を積まれる事でしょうご自身の…。素敵なコメントが、入ってましたので、読ませて頂きました。お稚児さん達の可愛いこと❗
勘九郎さんコメントありがとうございます。以前聞いた話しです。「人は徳を積みなさい」「徳ってなんですか」「人が喜ぶことをすること。人が喜ぶことをしなければ徳(トク)が身体の中で毒(ドク)になる」。慈悲と同じことのようですね。
私の実家も浄土真宗です。89歳の長兄夫婦が守ってくれています。
貴重なお話しをありがとうございます。慈悲を心にとめました。稚児はかわいいですね。
梅林がるさんコメントありがとうございます。
辞書で慈悲を調べたら
1.いつくしみ、あわれむこと
2.仏教において慈悲とは、他の生命に対して楽を与え、苦を取り除くこと(抜苦与楽)を望む心の働きというでした。
仏教における慈悲は初めて知りました。