こんにちは! 太宰魅力発見塾塾長の福田です。

今回は太宰府天満宮本殿の裏にある「老松社」をご紹介します。

 

老松社のご祭神には以下のように説がいろいろとあるようです。

①菅原道真公とその父母、菅原是善公、伴吉祥院様の3神。

②菅原道真の家臣で牛飼だった島田忠興(しまだただおき)を神格化したものです。
近世に入り道真の師である島田忠臣と混同視されたようです。

③菅公は「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」 と梅を詠みました。
一方桜も同じ所にあったが、歌に詠まれなかったのを嘆き一夜のうちに枯れてしまったといいます。

このことを聞いた管公が「梅は飛び桜は枯るる世の中に 松ばかりこそつれなかりけれ」 と詠むと、これに感じた松も一夜にして配所に生育したのが追松すなわち「老松」であるといいます。

老松社のご祭神はここ太宰府天満宮では菅公の父君是善卿と母君伴氏を祀っています。

 

 

 

 

 

老松社の左には福部社(道真公の詩作の師であった島田忠臣公の社、道真公の奥方は島田忠臣公の娘)。

 

右側にはお子たちの社が立ち並んでいます。

 

 

奥方の楓社は太宰府天満宮楼門前にありますけど同じ家族なので両親、お子たちと同じところに何故配所されてないのか不思議に思います。奥方一人で寂しそうです。

何か理由があるのかもしれませんね。ご存知の方は教えてください。

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塾長より

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