こんにちは!太宰府魅力発見塾の福田です。
太宰府市役所の海抜(標高)は37.76m
富士山と同じ数字です。
太宰府市は海抜を標高に合わせて37.76mとしています。
「太宰府市の概要」太宰府市の公式HP
位置・地勢には海抜37.762mと書いてあります。
高さの表現には標高と海抜があります。
標高も海抜も、平均海面を基準とした土地の高さのことです。
主に、標高は山や土地の高さなど、地形を表す際に用いられ、海抜は津波や高潮災害などの対策の意味もあり、近くの海面からの高さで表します。そのため、標高と海抜は正確には若干異なりますが、今では同じものとして使われているので、どちらを使用しても間違いではありません。
- 標高=建物や山の高さ
- 海抜=津波や高潮災害などの対策の意味もあり、近くの海面からの高さで表します。
日本では、東京湾の平均海面を基準にした高さを標高としているが、海は波の影響もあるため、実際には、国会前庭北地区にある日本水準原点で測量されます。
日本水準原点(標高)
東京都千代田区永田町1丁目
東京湾の平均海面からの標高24.39m
水準点
国土地理院で設置した水準点は、約2万点あります。
全国の主な道路沿いに約2kmごとに設置されています。
基準点、水準点、三角点の違いは
- 三角点(設置者は国土地理院)と基準点(設置者は公共団体)は座標軸(緯度、経度)がわかる点
三角点の測量方法は ↓
- 水準点は標高がわかる点
水準点の測量方法は ↓
基準点、水準点、三角点の設置者
- 三角点は国土地理院(国土交通省の特別機関)が設置
- 基準点は公共団体(都道府県や市町村)が設置
- 水準点は国土地理院でも公共団体が設置しても呼び名は同じ
九州地方の水準点(標高)
福岡市中洲中島公園
福岡市の中心、中洲の先端にあたる中島公園のゲートボール場物置に隣接しています。
水準点標石は一辺21cmですが、交点にもかかわらず上面の窪みがありません。東面が大きく欠けていました。刻字は埋没し読めません。
まとめ
太宰府市役所の海抜(標高)は37.76m。
海抜は近くの海面からの高さで測定しますけど、太宰府市は標高と同じ37.76mとしています(大宰府市役所防災安全課)。
学校や公共施設、公園、街角などに海抜何mの標識を建てれば防災意識が高まると思います。
参考までに
わが家(太宰府市石坂)の海抜は45.2mです。
「ご自宅等の海抜の調べ方」↓
▶fukuda0917@yahoo.ne.jp
塾長より
いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
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これからも太宰府の魅力をお伝えしていきますので
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福田塾長さん
いつもの史跡や名所などと目先を変えて、「標高・海抜」についての記事、興味深く読みました。我が家の海抜は約2mと出ましたが、以外に低いなあと感じます。
山登りでは山頂の標柱と記念の写真をよく撮りますが、特に「海抜」「標高」との記載はないことが多く、因みに富士山頂の標柱石にも「三七七六米」とだけ彫りつけてあります。山頂の高さの表示にはなにか決まりごとがありそうに感じます。調べてみようかなぁ❓ アッ!ブログに説明書いてあった🦆👻
Storchさんコメントありがとうございます。
山の高さは水準点を基準に測定するようですね。
基準を統一しないと比較ができないからでしょうか。
我が家の 海抜なんて考えたこともなかったけど相変わらず好奇心を 旺盛で素晴らしいですね😀
こんな新しいことに興味を持つのが若さの秘訣でしょうか?
見習いたいけどとてもできない🖐️
トシさんコメントありがとうございます。ブログがあり発信する場があるから調べるのだと思います。
太宰府市役所は富士山の100分の1ですね。我が家を早速、標高を調べましたら23.4m(水城)でした。両方とも覚えやすい数字です。我が家の近くを警固断層があるそうで地震よる津波が御笠川を上ってこないことを能登半島地震の被災みてつくづく思います。自宅の標高を調べておくことも大切だと思います。
五男さんコメントありがとうございます。
海抜23.4mであればある程度の津波や水害は避けられると思われますね。
さすがです。大切なお知らせをありがとうございます。
埼玉は海抜は高いと記憶しています。
梅林がるさんコメントありがとうございます。
ブログにリンク張っている「ご自宅等の海抜の調べ方」で検索してみたらいかがですか。
海抜も分かり良かったです。どおりで家も寒いはず❗️ 笑😆
Naokoさんコメントありがとうございます。
海抜を調べようと思ったことありませんでしたけどブログに上げて調べてみてとてと参考になりました。
海抜や地盤を確認しておくことは、すごく大事ですね!
名古屋は南海トラフ大地震が怖いです😅
由美子さん地震対策の先ず基本は自宅の海抜を調べることですね。とても参考になりました。
我が家は多分30メートルぐらいかな。
うちの実家は69メートルと近くの公園の脇に書いてあります。
Hiroyukiさんコメントありがとうございます。近くの公園に書いてあると住民も災害に対する意識が高まるし、子どもも興味を持って知識も広がるかもしれませんね。
私の住んでいる埼玉県鶴ヶ島市の富士見は29.4mでした。
梅林がるさん調べられたようですね。海抜知っておくと何かと心強いですね。
能登半島地震時に唐津にも津波注意報があり(初めてでしたが)、我が家に避難してきた家族がありました。この資料参考になりました。
からつくんちさんコメントありがとうございました。能登から避難して来られこの資料が参考になったのであればよかったです。
お早うございます。市役所の側に水準点があるなんて全く気がつきませんでした。よく気がつきましたね。標高と海抜の呼び名の違いがよく解りました。多少違いは、あってもほぼ大体同じ数値なんですね。有り難うございました。
チュウチュウたこかさんコメントありがとうございます。私もなにかで聞いて市役所に行って探してみたけど中々見つからず何人かの職員に聞いてやっとこさ見つかりました。
海抜とか標高とか聞いただけで、頭が拒否をおこしていましたが、まてよ簡単に調べられると書いてあったので調べたら本当に簡単にわかりました。我が家は高台にあるので、標高65、2m。直ぐにパスしないで、
日本語だから読めば分かると言うことも学習しました(~_~;)
インスタ映えさんコメントありがとうございます。新しいことへのチャレンジすばらしいことですね。調べられてよかったですね。
水準点の話は 面白かったです。よく調べられて、感心しています。私も石碑を調べていますが、難しいです。
ゆうちゃんコメントありがとうございます。市の職員もほとんどの方がご存知なく特に太宰府の海抜の基準がどこなのか自分で調べてほしいといわれたり、とても苦労しどうにかまとめられました。
太宰府市役所敷地内に水準点が有るとは知りませんでした。それも、富士山山頂の100分1とはよく考えて設置したものですね。私も現役時代は、測量時には水準点、基準点を利用させてもらいました。
しゅうちゃんコメントありがとうございます。
現役時代に測量の仕事しておられたならよくお解りですね。最初はなかなか理解できませんてましたけどやっとわかってきました。