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【金掛天満宮】太宰府のご利益大のパワースポット

御祭神:菅原道真公

住所:太宰府市五条2-2-10(後ろは太宰府郵便局)

金掛天満宮 由緒

①「後鳥羽天皇の御代、室町時代、この辺りに太宰府天満宮ゆかりの商工業者六座の一つ米屋座当主古川勝時がありました。ある年のこと、飢饉がこの地を襲い、人々は食べるものもなくなって、次々に亡くなって行かれました」

 

②「これを憂えた米屋座の当主は自らの財産を投げ打って人々を救いました。この所為で米屋座は家運が傾き、あわや倒産かというところまで追い詰められました。次代当主勝正は家運再興を願って、天神様に一生懸命お祈りを捧げました。ある夜のこと、当主の枕元に忽然と白髪の老人が現れて、『庭の梅の木に黄金の入った袋を掛けておく』とお告げされたそうです。すると、その翌朝、ちゃんと夢のとおり袋が梅の木に掛かっていました」

 

 

③「これより、家運再び興りて栄え今にある。時の人の曰く『積善の余慶、天の賜りなり』と。

この祠を金掛天満宮と称え菅公御自作の宇多上皇像を奉祀したことを創建とする。

積善の余慶、天の賜りなりとはよい行いは子孫にまでよい影響を与えるということ。またよい行いには必ずよい報いがあるということ」(説明文より)。

 

三条実美公の和歌

境内には都落ちのため、太宰府延寿王院に逗留した三条実美公がこの古川家を訪ねて来て、金掛けの梅を詠じた和歌があります。

「梅ヶ枝に かかる黄金の 花もまた 根にかへりてや 咲き出づるらむ」

梅の花に天神さま(菅公)の生涯を自らの運命を重ねて詠んでいます。

天神さまはこの地で亡くなっているけれども自分は都に帰りますと願いを込めています。

 

近くの人の話しによると「凄い利益があ るそうです。決してお金を儲けるとかギャンブルの神様ではありません」とのことでした。

例年12月になると宝くじを買った多くの参拝者が「当たりますように」と訪れるそうです。

積善之家必有餘慶。積不善之家必有餘殃」肝に銘じます。

太宰府郵便局の横にひっそりと佇んでていて普段は訪れる人もほとんどありません。

 

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塾長より

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