こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。
九州国立博物館に「琉球王国の文化展」を見に行ってきました。
沖縄では近代化の波や第二次世界大戦により有形無形の文化遺産の数多くが失われました。沖縄の貴重な文化遺産を継承するために本展では粋を集めて造った模造復元品を中心に展示されています。
琉球王国の文化展
・会場:九州国立博物館 4階 文化交流展示室
・期間:2021.10.19(火)~12.12(日)
・開館時間:午前9:30~5:00(入館は4:30まで)
・休館日:毎週月曜日
琉球王国の歴史
1429年に尚巴志(しょうはし)が樹立した統一国家。450年にわたって栄え、最盛期には奄美諸島から八重山諸島まで支配した。
首里王府とは琉球王国の統治機関
島津藩
1609年島津藩は琉球へ大軍を送って侵攻し、敗れた琉球は薩摩の支配を受けることになり、薩摩を通じて江戸幕府の支配を受けました。
琉球処分
明治政府は琉球に対し段階的な併合を行い1879年琉球王国は滅亡し、大日本帝国の中の一部である沖縄県となりました。
沖縄戦
第二次世界大戦でかっての王都である首里をはじめ、多くの地域が戦禍を被り、琉球・沖縄の文化が喪失しました。
王御冠
朱漆巴紋沈金御供飯
王家の祭祀道具
芭蕉桃色地経縞絽織衣装
王家や士族の夏衣装
三御飾御酒器
三御飾は酒器、御玉貫、食籠を用いた飾りの総称で王家の正月祭祀などに使用された。
黒漆雲龍螺鈿東道盆
首里王国の典型的な漆器で中国皇帝への献上品として製作された。
聞得大君御殿雲龍黄金簪
琉球における最高位の神女聞得大君が使用した簪
伊平屋阿母加那志の繍衣装
国王から神女を拝命した伊平屋阿母加那志の刺繍の衣装
三線の製作道具と材料
三線 拝領南風原型
円覚寺鬼瓦
第二次世界大戦を始めたのはやむを得ないにしても、もっと早い時期に終結を決断すべきだったといつも思っています。
そうすれば沖縄はもちろん本土も若い尊い命や文化、歴史、国土をここまで深く傷つけ失うことはなかったと思っています。
沖縄が独立国家として存続していたのであれば、戦禍もなく基地問題も含め沖縄に負担を強いることもなかったかもしれません。
▶fukuda0917@yahoo.ne.jp
塾長より
いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
もしよろしければ記事の一番下にある「コメントを残す」より
コメントを書いていただけますと、記事を書く励みになります。
これからも太宰府の魅力をお伝えしていきますので
応援よろしくお願いします。