こんにちは!大宰府魅力発見塾塾長の福田です。

今回は前回に引き続き「がん社会を診る」をご紹介します。2018.10.24日経新聞夕刊より。

 

がん社会を診る

1、野菜や果物はガンの予防に有効

野菜や果物は心筋梗塞や脳卒中の危険を減らすほか、がんの予防にも有効です。

特に食道がんのリスクはほぼ確実に下がりますし、胃がんでもその可能性があります。

しかし野菜や果物の摂取量は減少傾向にあり問題です。

果物をとっている人ほど糖尿病のリスクが低下していました。糖尿病はがん全体のリスクを約2割高めます。膵臓や肝臓のがんは約2倍に高まりますから、果物をとればがんのリスクも減るものと思われます。特にブルーベリーが有効です。

2、フルーツジュースは体に良くない!

興味深いことに、フルーツジュースをたくさん飲んでいる人では糖尿病の頻度が高くなっています。

野菜ジュースでもがんを予防する効果を野菜そのものを食べるほど期待できない可能性があります。なお、野菜の摂取は生野菜である必要はなく、野菜いためでも野菜スープでも構いません。

3、加工していない果物はダイエット効果あり!

最近ブームの「糖質制限ダイエット」でも果糖は嫌われもののようですが、加工してない果物にはダイエット効果があることが証明されています。

4、サプリメントは摂取注意!

緑黄色野菜や果物に多く含まれるβカロチンをサプリメントとして服用すると、肺がんのリスクがかえって上昇することが明らかになっています。βカロチンは心筋梗塞の死亡率も高めることがわかりました。

5、ナッツは良い!

クルミなどのナッツ類はがんを防ぎ、健康にプラスですが、ナッツ類に多く含まれるビタミンEのサプリメントを取りすぎると逆に死亡率が上昇します。

日本人は食品に含まれる成分に惑わされされがちですが、実は、有益な食品そのものを食べることが一番なのです。

(中川恵一 東京大学病院准教授)

 

 

野菜・果物の効果絶大ですね!

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塾長より

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