こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

今回は千葉の若宮征之助さんから地元中山自慢の「正中山 法華経寺」の紹介です。

 

以下若宮征之助さんからです。

「正中山 法華経寺は行事や催物が多く昔から『中山の鬼子母神』として地元だけでなく全国からも参拝客が訪れ広く親しまれています。

正中山 法華経寺

正中山 法華経寺は千葉県市川市中山にある日蓮宗の五つの大本山の内の一つ。1260年檀徒富木常忍の館に創建、日蓮上人がよく寄住しました。1282年日蓮上人入滅。

(日蓮宗総本山は山梨県身延山久遠寺)

 

仁王門

上部に「正中山」の額がある、本阿弥光悦筆。

 

日蓮上人像

像の原型彫刻は高村光雲。

鬼子母神堂(本院)

鬼子母神像を安置、日蓮宗の守護神

日蓮上人が房州小松原で難に遭った時に鬼子母神が上人の一命を救いました。中山に避難した上人は鬼子母神の開眼法要をしました。
爾来、「中山の鬼子母神」は法華経の守護神として、天下泰平、万民快楽、所願成就、子育ての神様として全国の信者によって篤く信仰されています。

大荒行堂

100日荒行とは、毎年冬季11月1日~翌年2月10日までの100日間の荒行。午前2時起床、水行(冷水を浴びる行)一日7回、麻の清浄衣(死に装束)、素足でお堂の中でひたすら読経と写経、食事は1日2回の白がゆだけ。

修行を終えた僧侶だけが、日蓮宗の祈祷を行うことができます。

100日荒行は世界三大荒行の一つと言われるくらい過酷で万一死亡しても了承との念書を差し入れているとか、荒行明けの一行が近くを巡行すれば住民は合掌や拍手で出迎えている、髪も髭もぼうぼうでまるで野伏のようです。これもコロナで中止。

私の妻は生まれも育ちもお寺のすぐ近くで、深夜の受験勉強の時、荒行の水行、読経を聞くと眠けも吹っ飛び勉強にも思わず気合が入ったと言っています。

 

祖師堂(重文)

比翼入母屋造り、屋根が2つ並んでいる珍しい造りで他には岡山の吉備津神社がある、日蓮上人像を安置。 

 

 五重塔(重文)

加賀の前田公の寄進

 

中山大仏

千葉県で一番大きい大仏、身の丈像高345cm

 

法華堂(重文)

宗門最古の堂宇 

 

四足門(重文)

珍しい建築様式の四脚門  

 

聖教殿(宝物殿)

国宝立正安国論、国宝観心本尊抄いずれも日蓮真筆、その他重文多数あり

 

年間行事は初詣から始まり節分豆まき、桜の花見、骨董市、植木市、薪能、盆踊り、国宝公開、七五三、酉の市などがありますけど、今年は新型コロナで初詣客も少なく、他の催物も殆ど中止になっています。

妻の子どものころ学校帰りの小学生たちが祖師堂や五重塔の板張りに上がってかくれんぼや鬼ごっこをして遊んでいました」以上 

 

正中山 法華経寺が地元でいかに親しまれまた全国からも多くの参拝客が訪れているのかもよくわかります。

若宮征之助さん「正中山 法華経寺」の地元ならではの盛沢山の写真や情報の提供ありがとうございました。

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塾長より

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