こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

先日福岡平尾にある野村望東尼の平尾山荘に行ってきました。

勤王の志士を支援した野村望東尼の平尾山荘

平尾山荘は女流歌人として幕末に活躍した野村望東尼(俗名もと)が晩年を過ごした別荘です。

野村望東尼は野村貞貫の後妻となり、夫と共に大隈言道に師事しました。

54才の時に夫を亡くした「もと」は尼となり望東尼と称し、この頃から勤王の志を燃やすようになります。勤王家を匿った罪で姫島に流され、後に高杉晋作の仲間に救出され下関に逃れました。

平尾山荘は高杉晋作、平野国臣等勤王家を匿った場所でもありました。

山口県防府市で高杉晋作を看取り、自らも同1867年11月に同地で亡くなりました。

福岡市史跡

野村望東尼の業績を顕彰するとともに郷土の文化財として保存するために福岡市史跡に指定。

野村望東尼山荘跡

野村望東尼百五十年忌祭(2017年)

左が平尾山荘で右は資料展示室

 

部屋

 

野村望東尼の胸像

 

「雨待ちの滝」名残の井戸

この井戸は、良質な水が湧き出て今でも涸れることなく、戦前は貰い水に来る人もいたようです。

 

 

太宰府天満宮参道には尊王討幕の雄藩、旧薩摩藩定宿・松屋(現松屋)、旧長州藩定宿・大野屋(現まめや)、土佐藩定宿・泉屋(現梅園)が今も並んであり、この前には旧幕府定宿・日田屋」(現石ころ館)もあります。

右から松屋、大野屋、泉屋

 

松屋(現松屋)と泉屋(現梅園)のブログは下にあります。

下の写真は旧長州藩定宿・大野屋(現まめや)

 

松屋の栗原孫兵衛、野村望東尼等のたくさんの支援者がいたから明治維新は成功したのでしょうね。

 

旧薩摩藩定宿・松屋(現松屋)の説明はコチラ↓

 

旧土佐藩定宿・泉屋(現梅園)の説明はコチラ↓

 

この三軒の前にある旧幕府定宿・日田屋(現石ころ館)はコチラ↓

 

平尾山荘

所在地:福岡市中央区平尾5-2-28

資料展示室

開場時間:9:00~17:00

入場料:無料

 

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fukuda0917@yahoo.ne.jp

塾長より

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