こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。
先日福岡市美術館にゴッホ展を見に行きました。
ゴッホ展
場所:福岡市美術館
期間:2021.12.23(火)~2022.2.13(日)
休館日:月曜日
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
ゴッホの生涯
(1853~1890年、37才)、オランダ出身
画家になる27才までの間、画商や教師、牧師などを転々と転職。
ゴッホの活動は27~37才までのわずか10年間でした。
ゴッホは気性が激しく、不器用な性格で、折に触れてトラブルを起こし仕事を始めても、長続きしませんでした。
4才年下の弟テオからの支援を受けつつ独学でデッサンを学び、画家として描き始めます。
ミレーの影響を受け、浮世絵を知り模写しながら手法を学びます。
アルルでゴーギャンと共同生活を始めるも彼との激しい口論の末、ゴッホは発作的に自分の左耳下部を切り落としてしまいます。いわゆる耳切り事件です。
ゴッホは精神病院へ数回の入院を繰り返し、うつは回復の見込みがないほどに重症化していました。アルコール中毒にも陥り、妄想に悩まされるようになってしまい1890年7月27日、遂に拳銃で自殺。わずか37年という生涯でした。
失恋は5回繰り返し生涯独身。
生前ゴッホの絵は一枚しか売れませんでした。
ゴッホが自殺して以降ほとんどの作品は弟テオの元に残され、そのテオも半年後に病死、作品はテオの妻ヨハンナ(通称ヨー)が管理。
売れた1枚は1890年にパリで開かれたアンデパンダン展でした。
その時の出品作品はフランスの絵画評論家アルベール・オーリエや印象派の巨匠モネに高く称賛され、これをきっかけに世界的な人気に拍車がかかっていきます。
展示作品の数々(年代順)
種まく人 1887年
青い花瓶の花 1887年
サント・マリー・ドラ・メールの海景 1888年
黄色い家 1888年
アルルの跳ね橋 1888年
夜のカフェテラス 1888年
サン・レミの養老院の庭 1889年
夜のプロヴァンスの田舎道 1890年
ロビーに展示の3Dプリンターによる精細複製画
サン・レミの養老院の庭 29,800円
売約153人
夜のプロヴァンスの田舎道 29,800円
売約133人
すごい人気ですね!
ゴッホの生涯を調べてみて想像をはるかに超える壮絶な一生だったと思いました。
また今の人気は弟テオの兄弟愛を超えた支援と弟嫁ヨハンナの助力のお陰でした。
塾長より
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福田塾長さん
「ゴッホ展」ボリューム感がすごかったですね!
超有名な画家の展覧会なので超満員で、コロナ感染拡大前に行っておいてよかったなと思いました。
大量の絵画を順に観ていこうと思ったのですが、
じっくり観ている人の流れが超ユックリで、空いている所を見付けて、点々とする感じでした。
また、途中で気付いたのですが、「これがゴッホの作品かなぁ??」と首を捻っていたところ、全てがゴッホの作品でなく、ゴッホに影響を与えた画家や時代背景などの解説が前後にかなりの数展示されていて、
展示案内の方法は疑問も感じました(^^;)
しかし、さすが巨匠と称されるだけあって、重厚感溢れる作品には圧倒され、ゴッホの生涯にも、あらためて嘆息したものでした。
出口にはハガキや画集などの展示もあっていましたが、3Dプリンターによる精細複製画の売れ行きが凄いことになっていて、29800円の「糸杉」に133枚もの売約シールが貼り付けられていたのにもビックリしました。(買おうかと思いましたが、「0」の数が1つ多くて財布を開く気には至りませんでした。(^^;)
Storchさんコメントありがとうございます。
さすが超人気画家だけに入場者多かったですね。やはり圧倒的な存在感と私には手が出ませんけど精密模倣画の希望者の多さ。ここでも人気の一端が窺えました。