こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

いままでこの茶室は散歩の途中でいつも見ていてなんだろう?と思っていたけど茶室とは全く知らずいい機会と思い見学ツアーに参加しました。

後ろの青い窓は九州国立博物館

九博の茶室「宝満亭」

武家風(ぶけふう)造り

「武家社会で好まれた、より堅実で威厳ある造り」

茶室8畳、4畳、水屋、前室

 

つくばい

 

待合い

 

床の間(8畳)

 

壁床(4畳)

少人数用の茶室

部屋が狭くて床の間が造れないので右上の壁に床がある

 

にじり口

 

向かいは吉兆庵(下記に説明)

立ちつくばい

 

(九博の展示品の抹茶椀を掲載)

禾目天目(のぎめてんもく)

福建省、何宋時代12~13世紀

 

芦屋釜

霰真形釜(あられしんなりかま)

室町時代16世紀

 

九州国立博物館の宝満亭は、日本文化体験の場としてまた茶会などにも利用できます。

詳細は九州国立博物館交流課 電話:092-929-3602へ

 

九博の茶室「吉兆庵」

草庵風(そうあんふう)造り

「侘び寂びを重んじた、質素で自然素材を使った茶室」

茶室4畳半、水屋、前室

この茶室は京都・仁和寺にある重要文化財「飛濤亭」(ひとうてい)を模して造られており、1927年(昭和2年)に飯塚の炭鉱王である麻生太吉が別府市の別邸内に建てた茶室「吉兆庵」の建築資材の一部を譲り受け復元したもの。

 

貴人口(きにんぐち)

(貴人用に造られているので立ったまま入れる)

 

床の間(4畳半)

 

前室

 

こちらは見学のみ。

 

ボランティアガイドによる見学ツアー

毎週日曜日

時間:14:00から40分程度

参加方法:当日12時~14時まで、博物館1階あじっぱ前のボランティアガイド受付カウンターで先着順に受け付け。

参加定員:15名程度

参加費:無料

問合わせ先:九州国立博物館交流課 電話:092-929-3602

 

以前読んだ物の本に「習い始めた時は頭の中で順番を考えたりするが、次第にできるようになる。動作が身体に染み込んで初めてお茶の心がわかる。形から入っても、その上のものが見えてくるという」とありました。

今回初めてガイドさんの説明で茶室の造りなどが大よそわかったので、次は6月の茶道体験に参加して「お茶の心」が少しでもわかればと思いました。

 

お問い合わせ・ガイドの依頼はコチラから
fukuda0917@yahoo.ne.jp

塾長より

いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
もしよろしければ記事の一番下にある「コメントを残す」より
コメントを書いていただけますと、記事を書く励みになります。

これからも太宰府の魅力をお伝えしていきますので
応援よろしくお願いします。