こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

名前を知っている程度で一度訪れたいと思っていました。

旧高宮貝島家住宅

所在地:福岡市南区高宮5-16-1

電話番号:092-525-3131

旧高宮貝島家住宅は、麻生・安川とともに「筑豊御三家」と称された「炭鉱王」貝島炭鉱創業者貝島太助(長男)の弟、貝島嘉蔵(四男)が1915年(大正4年)に直方市に建てた伝統的純和風建築。1927年(昭和2年)に福岡市高宮に移築。2005年(平成17年)福岡市に寄付。2017年(平成29年)福岡市登録文化財に登録。

●高宮貝島住宅:敷地面積19,108㎡(  5,790坪)、建坪  671㎡(203坪)

●貝島百合野山荘(福岡県宮若市、下記に説明):敷地面積約90,000㎡(27,272坪)、建坪1,295㎡(392坪)

 

福岡市登録文化財

 

玄関までは約6~70m

 

旧高宮貝島家住宅の全貌

 

旧高宮貝島家住宅の玄関

 

南八畳

旧宅の中で最も意匠をこらした伝統的な数寄屋造りの客間

 

廊下

 

少人数用客間

 

高宮庭園茶寮

旧高宮貝島家住宅内にある①レストラン(大広間)②茶房で2022年4月に開業。

①レストラン(大広間)

鳳凰の透かし彫りの欄間、伝統工芸で復元した金色和紙張りの壁など

 

レストランからの眺め

 

ランチメニュー

3800円

前菜の盛合わせ

 

メインの金目鯛 

(金目鯛 、糸島豚肩ロース、牛ひれ、九州産牛サーロインより一品)

 

林檎の羊羹 ほうじ茶キャラメルソース

他にも数点

 

食事中に嬉野茶の「露光」(つゆひかり)が3回にわたり出ます。

最初に入れたお茶を3杯目まで使う。

 

1杯目は冷茶

茶葉は表面には甘みがあり中の方には渋みがある。

茶葉は冷水では開かないので最初は冷水で表面の甘味を味わう。

 

2杯目は釜のお湯を入れるので茶葉が開き、中のお茶特有の渋みが出てきりっとした味を味わう。

 

3杯目は玄米を加え香ばしい香りを楽しむ。

 

レストランの営業案内

●ランチ  :  3800円~、11:00~15:30(最終入店13:30、土日祝は14:00)

(予約不要なるも予約して行ったが確実)

●ディナー:9800円~、17:30~21:30(最終入店19:30、金・土・祝前日は22:00まで、最終入店20:00)

(予約制)

休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)

 

②茶房

メニューは茶釜をしつらえたカウンターで淹れた「お茶とお菓子セット」や「アフタヌーンティー」など

 

 

 

茶房の営業案内

11:00~16:30(最終入店15:30)

●お茶とお菓子のセット1200円

   日本茶がメイン

●茶宴(アフタヌーンティー、予約制)

季節の一皿、高菜ごはん、桜肉のたたき、桜エビ、デザート、コーヒー、紅茶など

平日:4200円

土日祝:4500円

 

休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)

 

高宮南緑地

広大な庭園

 

庭園内にある茶室

 

 

 

貝島家の家系図

 

現在、貝島炭鉱の末裔は創業者の玄孫(やしゃご、ひい孫の子)である義朗氏が貝島化学工業(エネルギー関連。福岡市天神)を経営している。

 

貝島炭鉱の社会貢献

多数あるので主な項目だけ列挙

①学校教育関連での社会貢献

②寄付金関係での貢献

③医療・病院での貢献

④北九州工業地帯形成への貢献

⑤民生保養関係での貢献

⑥その他多数

 

飯塚の炭鉱王伊藤伝右衛門と白蓮

 

(参考)貝島百合野山荘

住所:福岡県宮若市龍徳30-1

貝島炭鉱創業者(長男貝島太助)の弟貝島六太郎(三男)の旧邸「百合野山荘」。現在の所有者は貝島化学工業社長(福岡市天神)貝島義朗(長男太助の玄孫(やしゃご、ひい孫の子)。総面積約90,000㎡(27,272坪)、建坪1,295.40㎡(392.55坪)

敷地面積は高宮の約5倍、建坪は約2倍の広さ。

 

お問合せ先:「貝島百合野山荘市民の会」0949-36-3224へ

貝島百合野山荘は個人所有のため見学会を春と秋の年2回開催。

今年の春は4月19日(土)と20日(日)の2日間。秋はまだ未定。

時間:10時~12時、14時~16時

料金:無料

見学ご希望の方は「貝島百合野山荘市民の会」のHPの「山荘見学会案内」からお申し込みください。

 

 

駅から徒歩5分のところに広大な敷地に大正時代の日本の伝統的な純和風の建築の住宅があるとは驚きでした。

入り口からなだらかな坂を上っていくと住宅の全貌が見えてきます。そして手入れの行き届いた庭園を散策し、予約の時間に大広間のレストランに行き、窓からしだれ梅が咲いている庭を眺めながらランチをいただきました。落ち着いた雰囲気の中、料理はおいしくスタッフのみなさんのサービスもとてもよかったので仲間とまた来たいねと言ったことでした。

食後は各部屋の造りや当時の貴重な家具を見ながら炭鉱王の生活の一端を垣間見てきました。

上記の説明のように福岡県宮若市には貝島炭鉱創業者長男貝島太助の弟三男貝島六太郎の旧邸「百合野山荘」があり規模も高宮の数倍あるので次回は是非訪れたいと思っています。

 

旧高宮貝島家住宅アクセス

 

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fukuda0917@yahoo.ne.jp

塾長より

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