こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。
生まれて初めてそれも太宰府でキツネノカミソリを見ました。
最初は白と珍しいオレンジの彼岸花が咲いていると思い夢中で写真を撮り、帰って見ていたらどうも花がユリに似ていて彼岸花と違うなと思い調べてみたらキツネノカミソリでした。
福岡では糸島の井原山(982m)が群生地として知られ、一度は見てみたいと思っていたので太宰府でも見られた!と興奮してしまいました。(井原山はオオキツネノカミソリでした)
例年であればキツネノカミソリは8月中旬から下旬に、彼岸花は9月20日前後の彼岸の頃に咲くけど、今年は夏が暑かっからかキツネノカミソリも彼岸花も10月初めに同時に咲いていたのでてっきりオレンジの彼岸花と思っていました。
キツネノカミソリ
●キツネノカミソリはヒガンバナ科の多年生草本球根植物
●本州・四国・九州に分布します。
●湿気のある明るい場所を好み、山すその林内、野原、道端、墓地など平地に群生していたけど最近ではほとんど見かけません。
(オオキツネノカミソリは、キツネノカミソリより標高の高い場所に自生し、まだまだ群生地が見られます)
●栽培以外が絶滅した状態である野生絶滅 とされています。
●早春から初夏にかけて葉を茂らせ、夏になると葉は枯れ、8月初旬に茎を30~50cm伸ばして、8月中旬から下旬にかけて赤オレンジ色の花を咲かせます。彼岸花より1ヶ月くらい先に咲きます。
●葉の形や花と葉を別々に出すところ、有毒植物であるところは彼岸花と共通するが、花の形および葉と花を出す時期は異なります。
●名前の由来は葉の形が剃刀に似ていることから、山の中で「キツネ」が使う「カミソリ」との連想でこの名前になったと言われています。
キツネノカミソリの葉
筑前国分寺
福岡県太宰府市国分4-13-1
オキツネノカミソリとは
オオキツネノカミソリは、日本と朝鮮半島原産で、ヒガンバナ科の多年草「キツネノカミソリ」の変種です。日本では、本州関東以南~九州に自生し、特に九州の福岡県にある井原山や長崎県の多良岳山系に群生地が見られます。オオキツネノカミソリは、キツネノカミソリより標高の高い場所に自生します。花はオオキツネノカミソリの方がキツネノカミソリより大きいです。キツネノカミソリの花は雄しべが花より短めですが、オオキツネノカミソリはグッと外に突き出しています。(かぎけん花図鑑より)
一緒に咲いていたベージュの彼岸花
同じく一緒に開いていた白い彼岸花
同じ日の国分台通りの彼岸花
▶fukuda0917@yahoo.ne.jp
塾長より
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塾長様
キツネノカミソリ初めて見られたんですか。
よかったですね✨
この花の名前聞くと、山に登ってた頃を思いだします。
暑くて暑くて…でも頑張って登山していた。。。
若かったなぁ~(笑)
今は山手に車走らせ、少し散歩するぐらいが好き❣️(笑)
momoさんコメントありがとうございます。みなさんキツネノカミソリを見るために山に登るようですね。あれほど感動するくらいだから登る気持ちがよくわかります。
キツネノカミソリって初めて知りました。
ネットで見ると群生地がいくつも出てきましたが、どれも林の中で木漏れ日の下で群生してますね。
塾長さんの撮られた花は日がよく当たる場所のようですが、珍しいですね。
里の秋さんコメントありがとうございます。momoさんは「薄暗いところに鮮やかなオレンジ。塾長見られたのは日なたですね。生きる為に変わっていくのかな❓」とコメントにありました。やはり変わっていくのかもしれませんね。
塾長さんの説明を読むと、明るい場所とか野原という言葉がありました。珍しいと思ったのは私の勘違いでしたね。
里の秋さん、どうなんでしょうかね。
ブログ読んでたら
少しずつ思い出してきました(笑)
井原山もだけど長崎にも行ったなぁ~…と。
多良岳でした。
オオキツネノカミソリ🌸
薄暗いところに鮮やかなオレンジ色。
やっぱりキツネ✨って名前がついてるはずだ、と思ったこと思い出しました。
塾長見られたのは日なたですね。
生きる為に変わっていくのかな❓️😌💓
momoさんコメントありがとうございます。やまねこさんのコメントに「人里に近いところではあまり見かけません」と書いてありますね。人里に近い国分寺に咲いていたようにやはり変わっていくのかもしれませんね。
筑前国分寺の近くで撮影されたオレンジ色の花を見ると、花被片6枚、雄しべが花被片より短いので「キツネノカミソリ」です。人里に近いところではあまり見かけません。
井原山に咲く花はその変種で「オオキツネノカミソリ」といいます。花が大型で、雄しべが花被片より長く突き出ているので区別できます。山登りを始めたころ、井原山の中腹にある水無鍾乳洞付近でその群生地を初めてみたとき、幻想的な美しさに感動しました。当地での開花時期は、7月中・下旬です。
また、井原山では、5月連休ごろ、「コバノミツバツツジ」が山頂一帯に一斉に咲きます。登山道が花のトンネルになります。
背振山地は、典型的な断層地形のため、緩傾斜の佐賀県側に対し、福岡県側は急傾斜になっています。山頂を目指すときは佐賀県側の古場岳から登った方が楽です。山頂からは、東北方向に福岡市街が見えます。展望を楽しんだら尾根歩きも楽しめます。日帰りで行ける山なので、ほぼ毎年、鑑賞登山を楽しんでいます。
やまねこさん詳しい説明ありがとうございます。最近ブログに高い評価をいただくことが増えてきたような気がします。考えてみるとその理由の一つはこれが大きいと思いますけど、やまねこさんのようなレベルの高いコメントがあるからだと思います。
それともう一つは本文に誤字脱字がないことだと思います。これが多いと評価は下がります。読者の方にチェックしてくれ人がいるので都度修正して間違いのないように気を付けています。いつもやまねこさん詳しいコメントありがとうございます。
キツネノカミソリ初めて見て聞きましたぁ
彼岸花によくにてますね
まいまいさんコメントありがとうございます。最初はオレンジの彼岸花がキレイと思い撮って帰ってよく見ると花がユリに似ていてどうも違うと思い調べたら初めて見るキツネノカミソリで感動してしまいました。