こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。
以下に東京のHiroyukiさんから東京便り第二弾「九品仏(くほんぶつ)浄真寺」が送ってきました。ご覧ください。
九品仏浄真寺
住所:東京都世田谷区奥沢7丁目41-3
九躰(九品)の阿弥陀仏を安置している事から「九品仏」と呼ばれています。
本堂
創建:1678年徳川幕府より奥沢城跡地を譲り受け創建。
奥沢城は、吉良氏により築かれたと言われる平城で世田谷城の出城。
開山:珂碩(かせき)上人
珂碩上人は江戸時代の高僧で、九躰の阿弥陀仏像と一躰の釈迦牟仏像を造り、淨眞寺を創建。
宗派:浄土宗
三つの阿弥陀堂は上品堂(じょうぽんどう)、中品堂(ちゅうぽんどう)、下品堂(げぽんどう)と呼ばれ、その中にはそれぞれ三体づつ計九体の阿弥陀如来像が安置されています。
往生の仕方に九種(上品に上生・中生・下生の三種、中品、下品にもそれぞれ三種)の等級があるとされることから、九躰(九品)の阿弥陀仏像が安置されました。
九躰の阿弥陀仏像はいずれも像高2m80cm。
三つの阿弥陀堂
上品堂
上品の往生の仕方三種
・上品上生(じょうぼんじょうしょう)勇猛果敢な大乗仏教の行者
・上品中生(じょうぼんちゅうしょう)大乗仏教をよく理解し信じる者
・上品下生(じょうぼんげしょう)大乗仏教を信じうやまう者
中品堂
中品の往生の仕方三種
・中品上生(ちゅうぼんじょうしょう)戒律をまもる上座部仏教の修行者
・中品中生(ちゅうぼんちゅうしょう)上座部仏教の在家信者
・中品下生(ちゅうぼんげしょう)世間の道徳をまもる善男善女
下品堂
下品の往生の仕方三種
・下品上生(げぼんじょうしょう)悪業を多くつくり反省のない悪人
・下品中生(げぼんちゅうしょう)戒をやぶり仏教をはずかしめる悪人
・下品下生(げぼんげしょう)ありとあらゆる罪悪を犯した大悪人
九品仏駅
東急大井町線の九品仏駅はこのお寺の名前から命名されました。
浄真寺参道
参道にある閻魔堂
寺門
本堂
上品堂
中品堂
下品堂
九品仏の御朱印
かやの木
東京都の天然記念物
銀杏の木
九品仏浄真寺の説明
東京のHiroyukiさんから東京便り第一弾
鬱蒼と繁る樹木も秋になると銀杏やもみじが圧巻の光景となります。
機会がありましたら、是非秋にお越しください。
東京のHiroyukiさんは史跡めぐりがご趣味で東京界隈の史跡を当ブログの読者にもご覧いただきたいと投稿していただき始めました。これからも時々送っていただきますのでみなさま楽しみにしていてください。
塾長より
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