こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

先日筑紫野市の御自作天満宮へ行ってきました。

椿花山 武蔵寺(ちんかざん ぶぞうじ)

所在地:福岡県筑紫野市武蔵621

菅原道真公ゆかりの天拝山の登山口にあります。

福岡県指定文化財

 

 

「武蔵寺並びに藤の由来」

「この寺は天台宗椿花山 武蔵寺といい、九州最古の仏蹟といわれています。ご本尊は椿樹の一本彫りの薬師如来」。

 

長者の藤

筑紫野市指定天然記念物

「武蔵寺創建の藤原虎麿が自分の姓にちなみ『塔堂の盛衰は、この藤の盛衰にあらん』と誓って、藤の木を植えたと伝えられています」

 

 

山号「椿花山」の由来の椿が境内にはたくさん咲いていました。

 

 

武蔵寺隣にある御自作天満宮へ

 

御自作天満宮

御神体は菅原道真公が自ら刻んだという等身大の木座像

所在地:福岡県筑紫野市武蔵623

(管理は二日市八幡宮)

 

社殿は1883年にこの場所に移して再建。設計は三條栄三郎(福岡公会堂、太宰府天満宮楼門などを設計)

 

 

「御自作天満宮」の説明

「椿花山武蔵寺入り口近くに、道真公が身を清めたと言われる紫藤の滝があります。

道真公はこの寺に籠もって自分の等身大の木像座像を彫ったとされています。木像ができあがった当時は武蔵寺の境内に安置されていましたが、後に現在の場所に移され御自作天満宮として祀られています」。

 

紫藤の滝

 

落差2mほどの滝

 

「901年菅原道真は大宰府に左遷され、天拝山に登って無実を訴えたとされています。その際、この『紫藤の滝』で身を潔めたとわれています。紫藤とは武蔵寺の『長者の藤』(市指定天然記念物)に由来します。

 

衣掛の岩

左側の自然石は、道真公が身を清めるとき衣を掛けたといわれています。

 

古石塔

右側の「古石塔」は1365年2月安楽寺(今の太宰府天満宮)の僧信聡によって建立されたもので、市指定文化財です。筑紫野市教育委員会

碑文は次のとおりです。

「天判峯頭彼蒼を仰ぐ、願心成満威光を放つ

御衣薫石変じて塔となる、五百年来流水香る」

 

白瀧稲荷の由来

白瀧稲荷大明神は道真公が太宰府へ下向の砌(みぎり)の守護神と伝えられています。

 

 

森の天神跡地

「古民家cafe華蔵/KAGURA」の敷地内にあります。

 

KAGURA華蔵

 

森の天神跡地

 

「ここはかって昔は5~6mの小高い森があり祠がありました。ここで道真公は自分の木像を刻まれました。ここを『森の天神』といいます。この祠は後に現在の『御自作天満宮』に移され、ここを『新森の天神』といいます。この像は、島津軍の侵攻により頭部を残して焼失しました。後に橘氏により胴部等復元され、『御自作天満宮』の御神体として安置されています。

 

 

この御自作天満宮の前は武蔵寺や天拝山に行くときよく通っていましたけど寄ったことはありませんでした。

「南の館の物語」の作者 前野りりえ氏の紹介で今回初めてしりました。

当宮の御神体は道真公の木座像だそうですけど本殿を覗いても見えませんでした。

 

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塾長より

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