こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

今回は2018.9.14日経新聞夕刊掲載の記事を紹介します。

孤独はたばこや肥満より悪影響!

・会社以外で関係築け!

孤独はたばこや肥満より健康への悪影響が大きい。欧米を中心に「孤独」を問題視する動きが広がっている。中でも日本の男性は孤独に陥るリスクが際立って高い。孤独の何が悪いのか。(コミュニケーション専門家 岡本純子)

・孤独の問題点

「孤独になるとストレスが増し、体に負荷がかかるといわれている。孤独が健康に与えるリスクはたばこを1日15本吸うことに匹敵するという。心臓発作のリスクを32%上昇させるとの研究もある」。

「日本では孤独を楽しむということが支持されているが、孤独を肯定する風潮には危機感を覚える」。

・なぜ孤独な人が増えているのでしょうか。

「都市化が進み核家族が増えたことで、地縁や血縁といった人とのつながりが薄れた。中でも深刻なのが日本の中高年だ。彼らは世界一寂しいと言っても過言ではない」。

「背景には日本の社会風土がある。特に終身雇用と長時間労働だ。社内の縦の関係の中に居続けると、肩書を離れた水平的なコミュニケーションが苦手になる。女性はママ友や近所付き合いなど会社を離れて友人を作るのが得意だが、中高年の男性は新しい友人をつくるのが苦手だ。学生時代の友人とだけ付き合い、それも次第に疎遠になる人が多いのではないか」。

自治体では男性が集まる仕掛け作りが見られるが、大きな動きにはなっていない。まずは個人が自覚して孤独にならないよう努力することが大事だ。会社以外に自分の居場所をつくろう。行きつけの店でもいいし、子供の学校、地域の祭りなど何でもいい。まずは一歩踏み出すこと。早ければ早いほどいい。

「社会人になって新しくできた友人は何人いますか」。こう聞かれてドキッとする中高年男性は多いのではないか。

「同居の家族以外に頼れる人として」として「友人をあげた人は米国とドイツが45%、日本は19%」だった。

「夢中になれるもの」、「社会が求めるもの」、「得意なもの」の中からネタを探し、備えておく。この過程で会社の外でのネタをつくる。

老後に孤独の迷宮に陥らないためにも、個人が自覚し備えることが必要だ。同時に社会としての仕組み作りも求められている。

お問い合わせ・ガイドの依頼はコチラから
fukuda0917@yahoo.ne.jp

塾長より

いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
もしよろしければ記事の一番下にある「コメントを残す」より
コメントを書いていただけますと、記事を書く励みになります。

これからも太宰府の魅力をお伝えしていきますので
応援よろしくお願いします。