こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。
以下夏季休暇を利用して滋賀近江に行かれたMonqさんからの便りです。
MonQさん
「コロナの中だけど、レンタカーで移動すれば人との接触はほぼないし、新幹線はガラガラで一車両に10人もいませんでした」
近江商人とは
近江に本拠をおく、他国稼ぎ商人のことで、その出身地は湖東三郡(蒲生郡・神崎郡・愛知郡)がもっとも多く、八幡商人・日野商人・五個荘商人などに代表されます。
近江商人の特徴
説明板
①呉服・太物・麻布・蚊帳・漆器・小間物・合薬など多種多様の商品を取り扱う行商形態
②全国各地に支店を出し
③商業だけでなく、金融業・製造業・油絞業・漁業など多岐にわたり
④共同企業形態や会計帳簿などに見られる合理的な経営などがあげられます。
「三方よし」
近江商人が栄えた理由の一つに「三方よし」の精神があります。
三方とは「売り手」「買い手」「世間」です。
この言葉は、現在の滋賀県にあたる近江に本店を置き、江戸時代から明治時代にわたって日本各地で活躍していた近江商人が大切にしていた考えです。
信頼を得るために、売り手と買い手がともに満足し、さらに社会貢献もできるのが良い商売であると考えていました。
今でも、この近江商人が残した「売り手の都合だけではない、買い手のことを第一に考えた商売と商いを通じた地域社会への貢献」を表す「三方よし」は多くの経営者の指針となっているようです。
近江商人の行商姿
近江商人屋敷
旧外村宇兵衛家
妻女心得條
五個荘
滋賀県 東近江市
白壁と蔵・屋敷のまち
大本山 石山寺
住所:滋賀県大津市
大本山 石山寺
聖武天皇の勅願により天平勝宝元年(749)良辨僧正によって開基され、歴朝の尊崇あつい由緒ある寺院です。
紫式部源氏の間
今を去る約1000年の昔寛弘元年(1003年)八月十五夜、紫式部はこの部屋で中秋の名月が下の湖面に映える景色に心打たれ構想の赴くままに筆を採ったのが有名な「源氏物語」であります。
「近江商人」の本は以前読み「三方よし」の精神も理解していたつもりでしたけど実際写真や説明を見てみるとやはり理解は一層深まります。
現地を訪れることの大切さを感じました。
Monqさん貴重な写真の提供ありがとうござました。
塾長より
いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
もしよろしければ記事の一番下にある「コメントを残す」より
コメントを書いていただけますと、記事を書く励みになります。
お名前はニックネームでも大丈夫です。
これからも太宰府の魅力をお伝えしていきますので
応援よろしくお願いします。