こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

先日菅原道真公のお子さんたちのお墓に行ってきました。

太宰府に901年に左遷された道真公は紅姫(7才)と隈麿(5才)という二人のお子さんを連れて来られました。

姉 紅姫の供養塔

 

京町北児童遊園にあります。

紅姫

紅姫稲荷社縁起より

「901年菅原道真公が、左大臣藤原時平の讒言(ざんげん)によって右大臣の地位から太宰権帥(だざいごんのそち)に左遷され京都を出立の折、病床の奥方は父子の別れを悲しみ、慕われる幼い紅姫と熊丸君を不憫に思われた公は二人を伴って太宰府へ下られました」

 

「翌年秋に熊丸君が夭逝、数月後に京都の奥方が他界、その十日後の903年道真公が亡くなり一人残された娘の紅姫は弔いを済ませ道真公から託された密書を土佐に流された長兄高視卿(たかみきょう)に届けるため旅立つ」

 

「これを怪しんだ藤原は紅姫を追跡。紅姫は追手を避け、若杉山麓山崎の地主山崎氏に匿われ、若杉山山上の太祖宮にご加護を祈願。しかし藤原は隠れ家を見つけ、紅姫は刺客の凶刃に倒れたという」

 

弟 隈麿公の墓

 

 

 

 

道真公の息子さん隈麿公のお墓。奥都城(おくつき)とは神道でいう墓のことです。

紅姫の弟隈麿公は902年に病で命を落とし、さらにその翌年903年には、持病を抱えていた道真公自らも後を追った。

 

六弁の梅の花

2023.2.12見ごろでした。

 

通常の五弁の梅

 

六弁の梅

木全体が六弁の梅ではなく、通常の五弁の梅の木の中に六弁の花が何個か咲いています。

 

毎年、隈麿公を偲んで春祭りは4月15日、夏祭りは7月15日4に開かれています。

 

榎社(榎寺)はこちら↓

 

太宰府天満宮はこちら↓

 

二つのお墓ともやっとのことで見つけ出し六弁の梅の花も見ごろで充実した一日になりました。

 

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塾長より

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