こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

楽水園は博多駅近くのオフィス街の一画にある日本庭園です。

楽水園

福岡市博多区住吉2-10-7

「『楽水』とは博多商人下澤善右衛門親正の雅号です。親正は親子二代にわたり、家業とならんで福博の発展に貢献した人物です。明治39年(1906)に親正は当敷地に住吉別荘を造りました。のちに設けた茶室に自分の雅号である『楽水』にちなんで『楽水庵』と名付けて茶に親しみました。

戦後は、旅館『楽水荘』として使用され、平成7年に福岡市が池泉回遊式の日本庭園として整備、開園した際、本園の名称もその由来を受け継ぎ『楽水園』と名付けられました。

四畳半の茶室は親正の茶室を復元したもので、名前も『楽水庵』としたものです」

博多塀

「豊臣秀吉が博多の町の戦災復興、いわゆる太閤町割りを行ったとき、神社・仏閣や豪商の屋敷に築かれた土塀は、兵火による焼石、焼け瓦を粘土で固めて造られ博多塀と呼ばれました」

 

楽水園の玄関

 

 

先ず庭園へ

 

池泉

 

 

 

自然石を配した滝が景観を引き立てています。

 

 

野点ができる広場を配した回遊式の日本庭園です

楽水庵

博多商人の下澤善右衛門親正の茶室を復元した「楽水庵」

 

 

 

和室

炉を設けた8畳の和室2間と、6畳の和室を備えた続き間。大勢を招いての茶会などゆとりの広さです。

 

和室から茶庭を望む

 

水琴窟

「水琴窟は、蹲踞(つくばい)の水落ちの箇所にある排水口の下の地中に伏瓶や小洞窟を設け、その中に生じる水滴の反響音を楽しむものです。
耳を澄ますと地中から、かすかな琴の音色が響きます」

 

お茶のおもてなしを優雅に演出する茶庭。四季の移り変わりを楽しませてくれます

基本情報

営業時間:午前9時~午後5時

休園日:毎週火曜(火曜が休日の場合はその翌日)

博多駅近くで20年ほど勤務していて楽水園という名前は知っていても住吉神社の境内にあるのかなくらいの知識でした。

今回初めて訪れました。街の喧騒から離れたビル街の一角に静かに佇み、疲れた時や一息入れたい時の憩いの場には最適です。

 

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塾長より

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