こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

念願の太宰府天満宮の「鷽替え神事」と「鬼すべ神事」、小梅さんから写真が送ってきました。

開催日時

毎年1月7日

①鷽替え神事

17:00~ 木うそを特設授与所で購入(初穂料1000円)

18:00~太宰府天満宮楼門横の天神ひろばにて開催

②鬼すべ神事

21:00頃~大宰府天満宮鬼すべ堂にて開催

 

以下小梅さんからです。

「1.7は太宰府天満宮の『鷽替え神事』と『鬼すべ神事』に初めて行って来ました😆」

①鷽替え神事

「『鷽替え神事』は、前の年に知らず知らずのうちについた嘘を天神様の誠心に取り替え、これまでの悪いことを嘘にして今年の吉に替えるということです。
木うそという10cmくらいの鷽鳥の彫り物(一つ一つ手作りなので顔とか大きさも違う物)を買って(初穂料1000円を払って)それを集まった人々で替え合います」

「天神広場の中央に大きな鷽鳥が置かれていて、その周りを通常6回(1回に3、4分くらい)の間に巫女さんの『替えましょ!替えましょ!』の掛け声とともに、みんなも声をかけながら次々に木うそを交換していきます」

「木うその裏に番号や文字が書いてあって、1回ごとに金の鷽が当たる抽選みたいになってて、『金うそ』を手にした人は今年は更なる幸運が訪れると言われてます。
今年は1回おまけで7回鷽替えをしていただきました」

「参加したのはだいたい200人くらいかなと思いますが、暗くておしくらまんじゅうみたいな中で替え合います。

残念ながら『金の鷽』は当たりませんでしたが、ビックリすることがありました」

「最初に買った鷽鳥に書いてある番号を写メしてたんですが、なんと❗️回り回って、最初に買った鷽鳥がまた、私の手元に戻ってきました❣️
多分100人以上の人の手に渡ったであろう鷽鳥が舞い戻るなんて、奇跡的だと思いませんか😳

 

「同じ時間に『金うそみくじ』もあり、そちらでも『金うそ』が当たります。空クジなしなので必ず何か当たります。私は大吉で『天開稲荷神社の破魔矢』が当たりました」

 

 

②鬼すべ神事

「鬼すべ神事」は、986年菅原道真公の曾孫にあたる大宰大弐 菅原輔正によって始められたと伝えられています。

「その年の災難厄除けや開運招福を祈願して行われる勇壮な火祭りです。

その他のご利益としては書道の上達、除災招福、火除け、五穀豊穣などがあります」

福岡県指定無形民俗文化財

日本三大火祭りの一つにも数えられます。

この後動画がパートⅠ、パートⅡと二編あります。

動画はスマホを横にして見てください。

 

「『燻手(すべて)』と『鬼警固』、『鬼係』に分かれた300人による炎の攻防戦は見るものを圧倒します。

午後9時頃、鬼すべ堂前に積まれた松葉や藁に御本殿で起こされお祓いされた御神火で火がつけられると炎と煙が夜空を焦がします。

すると『燻手』が大団扇で煙を鬼すべ堂へ送り込み鬼を追い出そうとします。

それに対し『鬼警固』は堂の板壁を打ち破り、堂内の煙を外に出して鬼を守ります。

板壁が破られると荒縄で48ヵ所を縛られた鬼は『鬼係』に囲まれて堂内を七回半、堂外を三回半廻ります」

「堂内では神職が、堂外では氏子会長が一周ごとに鬼に向かって煎り豆を投げ、卯杖(うづえ)で打ち、鬼を退治した後、火の祭典『鬼すべ神事』は幕を閉じます。

燃え残った板壁は『火除けのお守り』としての信仰があり、持ち帰って玄関先にお祀りする風習があります」

 

帰りにライトアップの坂本八幡宮へ

 

 

 

小梅さん写真と動画、「鷽替え神事」や「鬼すべ神事」の詳しい説明また「鷽替え神事」の実況中継のような様子をありがとうございました。

動画もよく撮れてますね。

最初に買った木うそが100人以上の人の手を渡って舞い戻って来たとはほとんど奇跡ですね!

今年は金の鷽が当たるよりももっと幸運が訪れること間違いなしですね。

初めてですばらしい経験になりおめでとうございました。




塾長より

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