こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。
先日「仙厓ー小西コレクション」を見に行きました。
仙厓展
小西コレクションー仙厓のすべてを愛したコレクター
仙厓義梵
美濃国生まれで日本最初の禅寺である博多聖福寺の住職を務めた禅僧で親しみやすい書画を通して禅の教えをわかりやすく伝えたことから「博多の仙厓さん」と呼ばれ今でも人々に慕われています。
会期:2019.10.1(火)~12.1(日)
会場:福岡市美術館
場所:福岡市中央区大濠公園1-6
展示数は55点
入口脇の金剛力士立像
阿形
吽形
中央が薬師如来像
左脇は月光菩薩立像
右脇は日光菩薩立像
仙厓展
仙厓は元々絵がとてもうまかった!
仙厓は壮年期には狩野派風の細密描写を描いており、それらは晩年の親しみやすい作品とは全く異なり、技術の高くどこか近寄り難い印象があります。
そんな彼がゆるかわ禅画を描くきっかけとなったのは、画家の浦上春琴に忠告を受けたことだそうです。春琴は、仙厓の絵を賞賛しながらも、絵の技術のみ評価され、僧としての徳は語り継がなくても良いのかと問うたそうです。これを聞いた彼は、その場で絵を破り捨て、以後ゆるかわ禅画に傾倒していったそうです。
円相図
円相は悟りの境地を示す主題として、古来禅僧に描かれました。
香厳撃竹図
道を掃除していた時にたまたま小石が竹に当たった音を聞いて悟りを得たという香厳智閑の故事を絵画化したものです。
恵比寿図
宝満山図
太宰府天満宮図
富士山図
人物図
牛図
禅宗において牛は悟りの象徴とみなされています。
双狗図
白い犬と黒い犬が尻尾を立てながらきゃんきゃんと鳴いています。
館内風景
仙厓の絵は親しみやすさを通して禅の教えをわかりやすく伝えているそうです。
絵を見ていると心豊かになりました。
会期も迫って来ていますので早めにご覧ください。
塾長より
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