こんにちは!太宰府魅力発見塾塾長の福田です。

今回は最近読んだ東京大学病院准教授著「がん社会を診る」を紹介します。

たばこが経済的に国や家計に及ぼす影響がわかりやすく書いてありましたのでまとめてみました。

 

「がん社会を診る」中川恵一 東京大学病院准教授著

①国立がん研究センターの調査によると、独身の人の「結婚する場合、相手はタバコを吸わない人が良い」と答えた人はおよそ7割

②タバコはがんの原因のトップですが、最大の問題は受動喫煙の存在です。受動喫煙は肺がん全体を3割も増やします。

③タバコを吸わない女性の肺がんで一番多いのは腺がんというタイプで、夫が喫煙者だとリスクは約2倍にもなり非喫煙者女性の肺腺がんの原因の37%は夫からの受動喫煙とされているから大問題です。

④喫煙者が結婚相手として嫌われるのは、タバコの臭いが嫌いといった生理的な理由のほか、受動喫煙による健康被害が広く知られるようになったことも大きな影響があるでしょう。

⑤喫煙による経済損失は国内で年間2兆円を超えるとされますが、家計にも大きなダメージを与えます。1箱440円のタバコを毎日1箱吸い続けると年間約16万円もかかります。

タバコを20才から75才まで吸うとすれば、900万円近くの出費になります。

⑥タバコを吸う人は吸わない人よりも10年近く寿命が短くなりますが、年金の受給総額も喫煙者では減ります。会社員の場合、厚生年金と国民年金を合わせた平均額は月15万程度。10年間もらい損ねる年金は1800万円にもなり生涯損失は合計2700万円になります。

●タバコは健康面だけでなく家計にも大きなマイナスとなります。結婚相手にはタバコを吸わない人を選びたいという気持ちはごく当然のものだといえるでしょう。

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塾長より

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